久方ぶりに感じた
人の手の温かさでした
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25年ぶりくらいに
お着物を着る機会があって
それにあたって
メイクをお願いすることになりました
普段悪あがきのごとく
触りまくっている自分の顔を
プロとはいえ初対面の方に触られるのは
なんともこっ恥ずかしくて
申し訳ない気持ちが
大部分を占めていました
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そんな恥じらいを感じていたのは
私の勝手な被害妄想的なものに他ならなくて
スタッフの方はキャンパスへ絵を描くように
私の顔のドット柄を綺麗に消してくださりました
お着物に合うように
メイクも髪型も良しなにしていただいて
大学の卒業式以来の経験でしたが
七五三のような気持ちでした
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普段自分しか触らない自分の顔を
丁寧に触れてくださった人の手が温かくて
ちょっと不思議な感覚が半分と
自分自身をもう少して寧に扱おうと思いました
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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