焦っているときというのは
時間が「もったりと」過ぎていきます
(自分比)
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先日
とある場所から別の場所へ移動することがあって
少し早めに出たつもりでいましたが
もたついていたらちょうど良い時間でした
ゴキゲンで
音楽を聴きながら駅に向かっていたら
大事な書類を机の引き出しに入れていることに気づき
冷や汗が全身の毛穴から噴き出しました
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(行くか戻るか…うぬぬ!)
その書類の重要さからいうと
戻るの一択ではあったのですが
(まだここで気づいてよかった)
自分にそう言い聞かせながら
来た道を戻りました
そこから
エレベーターに乗って
元居た場所を目指したのですが
そのエレベーターの遅いこと!
ドアの開閉の緩やかさに加えて
行先ボタンを押してから動き出すまでののんびりさに加えて
各階にまんべんなく止まって
寄り道しながら登っていくものだから
もどかしさ
この上なしでした
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ここで駆け足をしたら
速度の上がるエレベーターだったとしたら
どんなに良いだろう
ありもしない想像をして
(あったら危険極まりない)
無事忘れ物をピックアップして
下りのエレベーターで下に着くころには
噴き出た冷や汗が
若干引いた状態ではありましたが
聞いていたイヤホンからは
気だるいボサノバが流れ続けていました
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(そういう気分じゃないけど)
忘れものに気づくまでは
心地よい音楽だったのに
一旦慌てモードに突入すると
その気だるささえも煩わしく感じてしまうほどでしたが
無事必要なものを手に取り
平常モードに戻ったとき
(それはそれでありがたかったかも)
そんな風に感じたのが不思議でした
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バタついてもバタつかなくても
過ごす時間自体は変わらない
「急がば回れ」ではありませんが
焦っているときに
ガチャガチャしていいことはありません
慌てているときにこそ
落ち着いて対応する
忘れがちだけど
こういうときこそ役立ちそうです
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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