涙が出そうになったこと

残念ながら
嬉し涙ではありません

強い口調で責め立てられたわけでもないのに
涙が出そうになったことがありました

　
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そんなこともわからないんですか？

たったそれだけのセリフ
大したことではないと思います

だけど不覚にも
涙が出そうになったのは

相手のせいではなくて
自分がそれに反応した結果です

それを言われた瞬間の私は
涙で視界がぼんやりしながらも
気づくと
愛想笑いをしていました（不気味）

　
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ここには一体何があったのか
考えてみると

それは
自分に対する小さなイラ立ちでした

泣くなんてみっともない
自分がこの上なくちっぽけに感じて情けない
「こんなこともわからないこと」は「悪いことだ」という思い込み

私自身の受け止め方が大きく関わっているのだろうけど

言った方と言われた方で
かなりの温度差があるような気がします

そしてその後

なぜかギクッとしたのです

　
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それは
子どもたちに対して

こんなこともわからないの？

そんな空気をまとってイラ立っていることがあるなぁという
「ギクッ」でした

もしかしたら
私の言い方は

「わからないことをわかるようにする」ではなく
「わからないことをわからないと言えなくする」ような

雰囲気だったかもしれないなぁと反省しています

わからないことがわかるようになったときの嬉しさは
きっと大人も子どもも同じです

お互いにそれを共有して
一緒に喜べたらいいなぁと思っています