見ている光景は同じだけど
きっと感じていることは違う
そんな場面に出くわしました
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たまにお世話になっている病院があって
そこは午前9時診察開始なのですが
9時ちょうどに開院するという
ちょっと珍しいシステムです
しかも電話予約ができないので
外で並んだ順
それはそれで
公平感があるような気がしますが
30分前には
行列ができ始めます
ありがたいことに
自宅から徒歩で通える場所なので
お散歩がてらてくてく行けば
行列に並ぶことができます
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先日も同じように
てくてく行って列に並びました
すると
列のちょうど真ん中くらいに
道路に寝そべっている
幼稚園くらいの男の子がいました
寝そべっている男の子の
ママさんらしき人は
スマホ片手に
特に気にしていない様子
その前後に並んでいる大人たちは
色んな有様でした
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驚きを隠せない様子で
何度もチラチラ見ている方
男の子ではなく
ママさんの様子をじっと見ている方
私から見ると
あまり好意的な視線ではないことだけは確かでした
もしラベルを貼るとしたら
ネガティブな感情がありそうで
きっとその人なりの
「べき」があるんだろうな
そんなことを感じていました
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私はというと
一体何をしているのかが
一番気になったのと
その日はちょうど曇りだったので
道路で火傷しなくて良かったなと思いました
怒りではなく
興味と安堵が入り混じった感じでした
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しばらく観察していたら
その男の子は
道路に引っ付いていた
シールをガリガリ剥がしていました
(彼にとっては垂直よりも平行がいいのか…)
妙に冷静に分析してしまう自分が
我ながらおかしかったのですが
その男の子の姿を
じっと見ている他のお子さんたちが
羨ましそうな様子に見えたのも
私の感じ方なのだろうなと思いました
(ちょっとわかるような気がする)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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