その人にとっては
何気ないことであっても
自分から見ると
特別なことに感じられることがあります
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家族でのお出掛けの機会は
めっきり減りましたが
そんな中
久し振りに夫や子どもたちと出掛けることになりました
途中でお昼ご飯にしようと
ファストフード店に入ったのですが
子どもたちは席を取りに行ってくれたので
私と夫がオーダーすることになりました
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そのお店は外国の方も含め
多くのスタッフの方が入れ替わりながら受付をされていることがほとんどなのですが
夫「〇〇を5つ」
店員さん「〇〇を、5つ、デスネ」
夫「はい、〇〇を5つです」
夫「飲み物は△△」
店員さん「飲み物は、△△、ですね」
夫「はい、飲み物は△△です」
店員さんが確認して下さったものを
夫がさらに復唱していたのが
私にとっては
何か特別なことのように感じて少し驚きました
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気になったので
あえて毎回そうしているのかと尋ねたら
「えーっ？別に…その方が間違いがないかなと思って」
夫にとっては
何気なくやっている普通のことのようでした
〇〇ですね、△△ですね
と確認されて
間違いがなければ
「はい」で済むのだけど
そうではない返答を新鮮に感じて
（人によってはかえってわずらわしさを感じるかもしれませんが）
私にとっては
とても温かいものに感じたのでした
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もしかしたら
自分が何気なくやっていることが
相手にとっては全くそうではなく
好感を持たれたり逆の印象を与えることがあるかもしれません
それくらい
人によって受け取り方が違うこともあって
それ自体は仕方がないことというか
それが価値観の違いなのだと思います
ただ自分や相手にとって
長期的に考えてプラスになる方向に考えることはできると思うので
それは自分なりに
都度選択していけると良いなと思います
（自分があとで後悔したり、ムダにイライラしなくて済むようになるためにも）
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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