(あー!それはズルイ!)
子どもの私なら
猛抗議しそうです
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自分の黒歴史を振り返ったとき
(子育てver.)
「あと出しジャンケンっぽいやつ」があります
たとえば
子どもたちが公共の場で騒いだとき
「いい子にしてたら帰りにお菓子を買おうと思ってたのに!あー残念」
実は前々からそうは考えていなかっただろうことを
あたかもずっと思っていたのにと言わんばかりに並べ立てて
自分の怒りを増長させ
子どもたちを懲らしめる材料のようにしてしまっていました
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ここでいう「ズルイ」というのは
(子どもの立場になってみると)
そんなの最初に言っておいてよ!
あとからそんなこと言われても!
という不満です
もうひとつ恐ろしいのは
そのズルさに薄々気づいていながらも
大人と子どもの立場を利用して
その理不尽さをねじ伏せて突き通そうとしていたこと
当時の子どもたちは
何も言わずただ泣くばかりでしたが
きっと納得できない思いが
胸中を渦巻いていたのではないかと思います
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子どもたちが大きくなってくるにつれて
変なごまかしはもちろん効かなくなってきたのですが
表現するしないは別にして
子どもはちゃんとわかっています
色んな大人たちとの関わりの中で色んな思いを噛み締めて
「この人はこういう人」と見極める目が肥えているように思います
昔は絶対にできなかったけれど
子どもに対して「ごめんなさい」が言えるようになったことで
自分自身の感情を少し客観的に捉えられるようになったし
何より子育てが楽しいです
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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