そんなの慣れなくていい
自分の「慣れ」に連れて行かれそうになって
あわてて引っ張り返しました
******************************
人混みを歩いていたら
どこかから大きな怒鳴り声が聞こえて
その瞬間心臓がドキドキして
背筋が冷たくなるのを感じました
大きな怒鳴り声がとても苦手です
そんな気配が近くにあるだけで怖いです
一番記憶に残っているのは
学生時代の男の先生
大声で怒鳴られるのは当たり前
どつかれたり平手打ちも当たり前
(私はゲンコツくらいで済んだけれど)
顔はハッキリ覚えていないけれど
その立ち振る舞いは忘れられません
******************************
何かの記事で
「今の子どもたちは昔のような怒られ方に慣れていないので打たれ弱い」
というような内容が書かれてあるのを読んだことがあって
そのときは「えぇ?」くらいにしか思わなかったけれど
今は「いやいやいや!」と強く感じます
大声で怒鳴られたり平手打ちされることが「怒られる」ことだとしたら
そんなことに慣れる必要はありません
私自身も先述の「当たり前」を当たり前に使っていて
思わずギクッとしたのだけど
そこに居るしかなかったから耐えて居続けていただけで
慣れでも何でもないのです
******************************
子どもたちが
そんな理不尽な怒られ方に慣れる必要はなくて
むしろ怒る大人の方が
正しい怒り方を出来るようになればいいだけのこと
「自分たちの頃はこんなんだった」は
武勇伝になるどころか反省&改善材料です
もうかれこれ前から「体罰はダメ」という流れになってきたけれど
世の中の大部分がそういう認識になってきて本当に良かったと思います
(認識と現実のギャップはあるかもしれないけれど)
だからこそ大人も子どももみんなが
自分の感情を上手に取り扱えるようになるといいなと思うし
私自身これからも引き続き
アンガーマネジメントに取り組み続けていこうと思います
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
人気ブログランキング