「結構寒くなってきたし、そろそろ…」
と言った途端
子どもたちがそそくさと逃げていきます
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ここ数日
気温が行ったり来たり
少し暑く感じる日差しもあるけれど
もうすっかり秋です
(10月だからそりゃそうだ)
「もうそろそろ…」の後には
子どもたちの大嫌いな「衣替え」が待っています
押入れに入っている衣装ケースを出しての衣替え
面倒くさそうなイヤそうな子どもたちの顔が目に浮かびます
(わかるわかる)
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肌寒くなってきたここ最近は
半そでの上にパーカーを羽織ってみたりして
引き出しの手前にある洋服がグルグル活躍しているようで
もうそろそろ厚手の洋服も
しびれを切らして出番を待っているはず
ちょっと覗くと
グッシャグシャの洋服たちと目が合って
だけど私の着るものではないので
子どもたちに委ねていますが
いつまでもこのままだと
きっと不便だろうなと思います
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「片づけなさい」と言われて
とりあえず引き出しに押し込む
とりあえず見えない所に入れる
そうすると一旦はスッキリするけれど
いざ取り出したい物があったときに
すぐに見つからなかったり
かえって散らかすハメになったり
結局使いにくさや不便さが
そこで露呈することになります
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キレイに整理整頓をして
整然としたお手本のような状態よりも
(それはそれで素晴らしいと思うけれど)
自分の中にどれくらいのスペースがあって
何がどれくらいそこにあるのか
必要に応じてすぐに取り出せるように
使いやすい状態であること
新しいものを取り入れたいときに
不要なものをスムーズに手放せること
自分にとっての最適さは
自分なりの方法で良いのだと思います
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これは
物に限らず
自分が関わる全てのことを
全部同じウエイトで抱え込むと
抱えられる量には限界があるので
どこかで歪みが生じます
許容量をあらかじめ把握しておくことで
若干余裕を持たせることができたり
一定のラインを超えそうなときに
自分で気づいて対処することもできます
それはやはり
自分で自分の状態を把握できていてこそです
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きっと来週くらいには気温がグッと下がるから
本格的に衣替え始めるだろう
自分なりの推測のもと
極力余裕を持った状態で声掛けしよう
子どもたちのためではなく
自分がムダにイライラしないために
そんな風に見立てています
(自分のはさっさと総入れ替えしたので)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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