切なくなる瞬間

- Category - 怒りん坊日記



実家の家族のことを思う時間

ほんわかしたり
切なくなります


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つい最近
妹の誕生日でした


年齢を聞くと
(もうそんな歳?)と驚いてしまうのですが

自分と2つしか違わないので
人のことは言えません(笑)


一緒に暮らした年月よりも
それぞれ家庭を持って暮らす年月が

だんだん追いついてくるんだなぁ


小さい頃の思い出が
色々巡ってきて

ふふふ、と笑いが出たりもします


自由奔放で
人づきあいが上手で
器用でユーモアがある妹が

昔から羨ましくて仕方がありませんでした


子どもの頃は
それほど仲良くなかった気がしますが

大人になってから
妹の人柄がよりわかってきて

人としてもさらに
尊敬したり好きになった気がします


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きっと妹自身は
昔から変わっていなくて

私の見方が
変わってきたのだと思います


自分のことが大キライで

その一方で
自分とは違う在り方や価値観も何だか許せなくて

いつも何かに怒っているのが私
いつも何かに不満を抱きながらイライラしていました


今考えると

「認めること」
「受け止めること」

それが私には
圧倒的に欠如していたのだと思います


自分の生きにくさの根っこには
怒りが何重にも絡みまくっていて

苦しくて仕方なかったのに
そのことにさえ気づけていませんでした


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アンガーマネジメントに出会って
怒りに支配された自分自身に気づいて

少しずつ
本当に少しずつ

グルグル巻きだった正体不明の怒りの原因を
ひとつずつ紐解いていったら


自分のありのままの姿
自分とは違う価値観を

受け止められるようになってきて
急激に楽になってきました


そうすると
色んなことがこれまでと違った風に受け止められたり
色んなものがこれまでと違った風に見えてきて

ふーっと息を吐くように
すぅっと息を吸うように

これまで受け入れられなかったことが
だんだん許容できるようになってきて
(もちろん全てではありませんが)

イライラすることがずいぶん減ってきました


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怒らなくなったことが嬉しいのではなくて

怒る必要のないことを後悔なく手放すことができて
怒る必要のあるときに後悔なく怒れるようになり

結果的に
相手に伝えたいことが適切に伝えられるようになったことが
とても嬉しいです


そう考えたら妹は
昔からアンガーマネジメントできている人だったな

だから余計に
羨ましかったのかもしれない


親とも友人とも違う
不思議なポジションの「いもうと」

子どもの頃とはまた違った関係で
帰省のたびにあれこれ話せるのが嬉しいです




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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