そこをあきらめるのか

- Category - 怒りん坊日記



子育てとは忍耐

喜びや楽しみも盛りだくさんだけど
それだけではなく

試練を与えてくれるものでもあると感じています


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…なんだかシリアスな感じで始まってしまいましたが

楽しいことも沢山あるし大変なことも沢山あるけれど
それもこれも子育ての醍醐味だということです


難しいお年頃の子どもたち 

家の中でやらなければならないことが
おろそかになっているとき 

近くにいる大人として
声を掛けていくわけなのですが 

そうしたからといって
相手がやるとは限りません 


特にタイミングを逃したり 
相手のキゲンによっては撃沈となることも少なくありません 

早い話が 

「言ってもやらない」 

こちらの思うようには
動いてくれないことがほとんどです 


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それは夫が声を掛けたときにも
似たような状況で
(なんなら夫の方が撃沈度合い高い) 

さすがの夫も根を上げたくなったのか

「もう言わん…言ってもやらんし」

とボヤき始めました 


それでいいの?
そこを諦めてもいいの?


もちろんその内容にもよるし
どこに重きを置くかおかないかによって
変わってくるのかもしれないけれど

夫の物言いに
それは寂しいなぁとも感じてしまいました 


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私自身もこれまで

言われなくてもやるべき
言われたのにそれでもやらないなんてけしからん
言われるまでできない子にしてしまったのは自分のせいだ


それらを泥団子のように一緒くたにまぜまぜして 
大きなイライラとして持ち合わせていました 

そして同じような場面に出くわしては 
大爆発をさせてあとで後悔するということを
繰り返してきたような気がします(遠い目) 


怒りの原因は相手ではなく自分にあります 

どういう「べき」を持つかによって
それが裏切られたときに怒りが生まれます 

だけど長い目で見たとき
将来的にどうなればいいのか 

少し視野を広げて考えてみると 

これは声を掛ける必要が本当にあることなのか
声を掛けてまでやって欲しいことなのか
どれくらい重要なことなのか
そのためにどのように行動すればいいか


それらを都度考えています


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私の出した結論としては

声を掛けてやってくれるのならそれはそれでよし
こちらから働き掛けたからといって相手がやるとは限らない


それらを心しておくことで 
必要以上にイライラすることは減ってきたような気がします

そして
「どうせやらないから言わない」のではなく

必要な内容であれば
そこは諦めずにいたいと思っています 


ボヤいていた夫も結局

「◯◯やりなよ~」

いつもと同じ調子で声を掛けていました 
夫にとってもきっとそういうことなのだと思います

いつでもどんなときでも
毎回同じトーンであるのはさすがの安定感です(羨)




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)


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