「そういうことじゃなくてね」
息子の言葉に
ちょっと立ち止まって考えされられました
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息子(次男・6歳)がキーホルダーを探していて
「どこにあるかしらない?」
と尋ねられました
私「あぁ、知ってる知ってる(カモン!)」
自分のキーホルダーを入れている
ラックの所へ連れて行くと
子「えっとね、そいうことじゃなくてね
ボクのキーホルダーがいれてあるばしょをしりたかったんだよね」
ゆっくりとした口調でそう言いました
たったそれだけのやりとりなのですが
「そういうことじゃなくてね」
という
自分のそれには含まれていない穏やかさに
同じ言い回しでも
こんなに印象が違うものなのだなぁと
微かな感動すら覚えました
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私が
「そういうことじゃなくて」
を使うときには
大抵怒気に帯びています
一方で
それを言われた場面では
それが鏡になってしまい
相手の怒気や苛立ちのようなものを探ったり
その気配を感じ取ろうとしてしまいます
こちらの意図しているものは
あなたの意図しているものと少し解釈が違うだけです
「そういうことじゃなくて」を
そんな風に捉えられていれば
イラついたり落ち込んだりすることは
ないかもしれないのに
こちらの過剰な解釈で
強すぎる色味をつけてしまうことで
そういう事態に陥ってしまうのだろうなと思いました
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年齢的に
早口で捲し立てたり
色んな言い回しで説明することが難しい次男だからこそ
シンプルでわかりやすいストレートさがあって
見習うところが大いにありそうだなと感じた出来事でした
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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