そういうこともあるのかぁ
思いもしなかった
自分とは違うタイプの人の気配を
そんな風に感じている自分がいました
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とあるお店を予約して行き
たまたま電話口の近くに座っていました
問合せから予約まで色々掛かってくる様子でしたが
ある電話のとき
スタッフの方がとても困っているような気がして
つい聞き耳を立ててしまいました
(ひとりだとよく聞こえてしまうのです)
「あー、そうですよね、雨が降っていますもんね」
「明日はもうご予約がいっぱいでして……」
「本日はどうされますか?…あの、いらっしゃいますか?」
「あー、そうですよね、結構雨強くなってきましたよね」
同じようなやり取りを何度も繰り返していて
どうやら
「雨が強いのだが今日はどうしたらいいか?」
電話の向こうの方(予約客)はそんな事を言っているようでした
そんな様子を耳に
私はひとりで悶々としていました
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もちろん
電話の向こうの方の
顔が見えるわけでもないし
声が聞こえるわけでもないし
それまでのいきさつや
今どういう状況なのかを
赤の他人の私が知る由もないのですが
予約したお店に行くか行かないかを
本人以外が決めるということ
たとえばその選択を
お店に委ねるという発想が
私にはなかったなぁという衝撃でした
※繰り返しになりますが
私はその人の状況を知っているわけではないので
その選択にとやかく言いたいのではなくて
あくまでも自分とは違うなと感じた、ということです
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私自身のことを振り返ってみたとき
お店に行くか行かないかであれば
サクッと決められますが
イライラに対しては
怒るか怒らないかを
自分で決めかねていたなと感じています
誰かや何かのせいにして
本当は怒る必要はないのに
本当は怒る必要があるのに
自分にとっての適切な判断や選択ができず
怒りをコントロールすることができず
そのエネルギーの強さに振り回されて
いつもいつも後悔していました
自分自身だけでなく
自分の周りの大切な人たちと
より良い関係を築いていくためにも
自分の感情に責任を持って
怒りと上手に付き合っていくことは
とても大切だなと感じています
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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