勉強大キライ

- Category - 怒りん坊日記



勉強なんて大キライ


そう言いたげな子どもの様子に

自分が子どもの頃
そう感じたときの瞬間が
まざまざと蘇ってきました


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2学期が始まり一週間
期始めテストの結果が
続々と返ってきました


良い点を取れたものは
「ホレ見ろ」と言わんばかりに出すのに比べ

悪い点だったものは
何とも歯切れの悪いこと!


テストの点数だけを見て
あれこれ意見することはほとんどないのですが

自分のたたき出した結果に対して

どう感じているか
次はどうしようと思うか


そこはインタビューしています




(おっ、コレは!……何点満点?)

思わずそう聞きたくなるような点数だった次女は
テストを見せた瞬間からキレていました(はて?)


仏頂面で差し出した答案用紙を見ていると

うっかりミスとか
大筋は分かっているけど詰めが甘い
そういう次元の話ではなく


(わかんない!)



そんな次女のイライラが漂っていました


私「やってみてどうだった?」

子「勉強なんか大キライ!」



それを聞いて
(まだ早い!)と思いました


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私にも経験がありますが(苦)

高校の頃
数学でつまずいてから
途端に理系が苦手になりました

とはいえ大学進学もあったし
渋々勉強していたのですが


何が分からないのか
どこが分からないのかさえも
自分で把握できなくなった瞬間に

分からないことが分かる面白さが
あっという間に遠のいてしまった気がします



次女が
勉強なんか大キライ!
そう言った気持ちも
痛いほどわかりますが


(キライになるのはまだまだ早い!もったいない!)



とっさにそう感じたのでした


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もしかしてココかな

つまずいていそうなところを
チラシの裏に書き出して

教科書と照らし合わせながら
小テスト形式で
ひとつずつ解いていったら

初めは面倒くさそうに不貞腐れて
背もたれにビッシリ張り付いていた次女の背中が
いつしかピンと伸びてきて

やる気を取り戻して
問題を解き始めました


加えて
次女の場合は

・自分だけに関わってくれる時間があること
・答えを急かさないこと
・どうしてできたのか本人が確認できていること

そこを押さえられると
理解が進みやすいので

気をつけつつ
再テスト用の問題を
私も一緒に解いてみました


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「よっしゃぁあ!」 ※私の声


ついつい夢中になって
でも正解に辿り着けて


勉強って楽しい!
しかも子どもとの学び時間!

なんたって中1だし!


謎の優越感に浸りつつ
つかの間の時間を楽しみました
(中3レベルは無理)




怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント

山本周子(やまもとちかこ)

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