怒りに懐かしさを覚えるなんて
何だか変な感じでもあります
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実家で過ごした数日間
（あー、これ！こんなんやったなぁ…）
まざまざと
思い出したものがありました
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お酒が入ると
「人間っちゅうもんは…」
聞いたことあるようなないような話で
いつまでも管を巻く父
「はよ朝ごはん食べー」
数秒間空くだけで声のボリュームがどんどん大きくなっていく
早起き過ぎる母
昔は
こういう「いちいち」に
「いちいち」腹を立てては
イライラしていたなぁと思い出しました
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さらには
普段にはなく
今回車を運転する機会があったのですが
運転席と助手席で話をしているにもかかわらず
私「〇〇があったんだけどね…」
夫「………」
私「……（聞いちゃいないな）」
今まで打ってくれていた相槌が
突然なくなってしまう案件
これらもかつての私が
簡単にイラっとしてしまう出来事でした
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数年の時を経て
同じような出来事に出くわした今回
イライラっとするよりは
（あぁ、こんな感じやったなぁ）
その違和感に懐かしさがくっついてきたのですが
間違いなくわかったのは
それらは
私にとっては重要なことではなかった
ということでした
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その瞬間に
すぐはそうできなかったとしても
自分にとっての不毛な怒りを
徐々に手放せていけるといいなと感じました
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子（やまもとちかこ）
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