3人とも
(そういえば見たことがないなぁ)
共通点は「おばあちゃん」でした
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おばあちゃんの何を見たことがないのかというと
「怒っているところ」
私の父方の祖母
私の母方の祖母
夫の母方の祖母
夫の父方の祖母は
結婚する前にはすでに亡くなっていたのでお会いできず
私の父方の祖母は
昨年亡くなってしまってもう会えないのですが
私が出会ったことがある3人のおばあちゃんは
「怒っているのを見たことがない人」です
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だからといって
祖母たちに怒りの感情がないのかというと
きっとそんなことはありません
(どんな人にも喜怒哀楽はあります)
表現の仕方が自分とは違っただけで
私がたまたまそれを見るチャンスがなかっただけかもしれません
当時を思い出すと
3人の祖母たちは
いつもどんなときも
私に対してはそれはそれは優しかった(もちろん今も)
だけどいつも面白おかしく楽しげに見えたかというと
決してそういう訳ではなく
何か言葉に表すにはあまりにも抱えきれない
「哀愁」のようなものがあったような気がしていて
(おばあちゃんの笑顔はちょっと寂しそうに見えることがあるな)
2人の祖母に対しては
子どもながらに時々そんな風に感じたこともありました
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実のところはわかりません
そんな風に見えたのは私の見え方なのだと理解はしています
でもそれでも
その世代ならではの価値観の中で培われたものもあるのだろうなと想像しています
どんな感情もその人のもので
それを相手に伝えるかどうかもその人の自由です
だけど
相手に伝えたい
相手にわかって欲しい
そんな風に感じたときに
怒りであっても
上手に伝えられる方法がある
アンガーマネジメントに出会えたことで
その方法を知ることができました
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何があっても受け止めてくれる
ここは絶対安心安全
そんな時間があったことで
自分の中の揺らぎない何かがあるのは
祖母たちのおかげです
(「何か」は上手く言えないのだけど)
しわくちゃの働き者の手
半分泣き顔みたいな笑顔
大好きなおばあちゃんたちを思い出すだけで
じんわり温かくなります
(今年こそ会いに行きたいです)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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