この感じ、知ってる!
何度も味わっては後悔したことのある
感覚です
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とあるメールのやり取りで
先方から
留守電が2件入っていました
~1件目~
いつになったらアクションを起こして頂けるのですか?
音沙汰ないので誠に遺憾です
~2件目~
こちらのスタッフ間での行き違いがあったようです
大変申し訳ございませんでした
※一言一句この通りではなく
こんなニュアンスの内容でした
1件目が
かなり語気の強い雰囲気だったのに対して
2件目は
とてもバツが悪そうで弱めな早口
立て続けに伝言メモに入っていたものだから
強気と弱気のコントラストたるや!
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1件目のメッセージを聞いたあと
(あれれ?そんなはずは……)
と思ったのですが
幸い
2件目のメッセージを聞けたので
先方の勘違いだとわかり
(そっか……)
その伝言に感じたことは
それ以上でも
それ以下でもありませんでした
何を言いたかったのかというと
私自身にも
同じような体験があったことを
思い出したのでした
強烈に覚えているのは
社会人1年目
渡された給与明細に誤記載があって
それを事務の方に伝えたときのこと
「次回から気をつけてもらえますか?」
ところが
その数分後
自分の勘違いであったと判明し
「間違いではありませんでした、すみません」
そのときの
バツの悪かったこと!
(今思い出しても、穴があったら入りたい)
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間違えるべきではない
今思うと
そんな自分の「べき」が裏切られたので
腹が立ったのかもしれません
これは一見
リクエストを伝えているように見えて
実は
言い方や言葉尻にイライラを宿らせていて
怒りを感じたスピードに乗せた
強気な物言いだったと思います
それが
間違いだったと判明したとき
(どうしてあんな言い方しちゃったかな)
ものすごく後悔したのを覚えています
その後も
似たようなことをしでかしては後悔し
今日に至ります
今では
何か間違いがあったとき
もしかしたら
こちらの勘違いかもしれない
そんなワンクッションをいれるように
心がけています
(同時に反射的に怒ることを防ぐ)
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「間違えないこと」は
もちろん大切だし
時と場合によっては
まずはそれが求められるのかもしれませんが
「間違いや勘違いがわかったとき」に
いかに丁寧にすり合わせをするか
円滑にコミュニケーションを取れるか
それも同じくらい
大切な気がします
(そこにトラブルの種が多い気がするから)
怒りの感情と上手に付き合う
アンガーマネジメントコンサルタント
山本周子(やまもとちかこ)
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